映像演出と演技、少し浮かせた加工のマッチングが凄い…示唆的な開幕の第2話。 そんなつもりじゃなかったとかは関係なく、争いの火種というものはいつもどこかで生まれてるんだよね。とか考えてたら、提供バックの煽りが面白いのとカンナちゃんが可愛すぎる。…
また凄いの始まったね…江口寿史さん?と思ったけど、これは挑戦的。 見たままじゃないことや、そこに自分で何を当てはめていくか。持つ者と持たざる者、責任と当事者意識。 漂流教室を下敷きに、ドラゴンヘッドというか望月峯太郎(望月ミネタロウ)さんの空気…
トリガーとしてだけでなく、OPはイントロからギミックになってるんだ。音ハメ、キューブリックやタランティーノのオマージュも効いた開幕の第2話。 月明りや雲一つとっても、そこで何を想起させるかということと主題の落とし込みが凄い。やはり引用は明らか…
空間の使い方が上手い…シンメトリーとアシンメトリーを意識した構図に、個と個の内面や距離感など、映像だけでなく感情面でも立体感のある開幕の第2話。 1話ごとにきちんと意味の積み重なっていきそうなOPで、まだ2話でも見え方がかなり変わる。 台詞の長音…
まだ探りながら観ている段階だけど、一枚でも印象的な画や構図、場面の作り方が上手く引き込まれる開幕の第2話。 今回改めて観ても、伝えたいことが明確なOP演出はしっかりキメも入っていていいね。 もうちょっと話題になってもいいと思ってるんだけど、ハマ…
一音でわかる、モノが違う。っていうかこの美術はなんだ。砂もだけど、風力発電のちょっとした光の反射や波や草の揺れ方からも伝わる通り、風というものへの拘りが凄い。 それはそのまま音への拘りにも繋がるわけだけれども。前期は音響が人様の前に出せるレ…
だって可能性感じたんだ。スーパースター?そう、これがスーパースター。 国民的アニメへの階段を駆け上がる道、虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会がシナリオ面であれだけ魅せてくれたから、今度はどういう方向性で来るのかなと思っていたら、開幕から幅広い…
今までとテイストが変わってどうかなと思ったけど、ラブライブに興味なかったアニメ好きや女児アニメ好きにも届きそう。テーマ性、掛け合い、個の内面の照らし方がいい。構図、カメラワーク、編集は神の領域。そのための構成か。格が違う、これが一位 第1話 …
きっつ…で終わる作品とそうでない作品とあるわけで、これは後者。出だしバッキバキに心を折られて観るの止めそうになったけれども、1分30秒で撤回させる辺り、それは計算されたものだしよく出来てる。君はどっちだと思う? 思わずの言葉、場面、ギミック、表…
セルフオマージュ…押井守さん、笑わす気と昔からのファンサービス忘れない人なんだね。 元々、好みの面でいうと現代アニメは大友克洋さんと押井守さんと今敏さんくらいしか好きじゃないし、先に配信で観てもよかったんだけど、今回はこのタイミングで観たい…
急だけど自然に一気に引き込む開幕の第1話。とか考えてたらOPのカンナちゃんで頭が壊れた。 OP冒頭のキャラ紹介風になっているところまでで、ほとんどの作品の1話分の情報量を超えてる。初めての人はなんか凄いものを観ている感覚になるかも知れないけれども…
第1話は、つかみが大事。ピーチボーイってピーチボーイ?とか考えながら再生したら、始まり方からわかってんじゃん。最初は行き倒れでそこからの見せ方、キャラデザと細かい仕草への拘りで視線を誘導する。 エフェクトと立たせたいところを立たせるためとは…
いくぜ、だいほんめい!強さと厳しさをたずさえた、美しく聡明な開幕の第1話。 OPは人の流れがいいし、ハメ方も上手いね。アバンから強めの演出で一気に引き込むやり方も選択出来たと思うけど、その辺は言葉とOPが解答編になってる。 モブもいい味出してるし…
ここに向けたプロモーションの時点で期待値はかなり下がってたけど、総集編で開幕。後半が新規、私のプライオリティ。 映像面は期待通りのスタート。でも、1クールの間に1話落として、12話が無理矢理にまとめた最終話だっただけに、当然そこをやってきちんと…
劇伴がハマって構図もばっちりキマった格の高い開幕。 ヤングジャンプ作品のアニオリってあまり印象がよくないんだけど、12話がよかったし雰囲気出てるね。圧倒的なエドワード推し、エドワードのいやらしさに2018年頃までのヤンジャンを強く感じる。 あまり…
9話が結構納得出来たしなと思ってたら、ずれは感じつつ真っ当な開幕。親もだが兄が問題と思ってたけど、また話数で見え方変わるね。本当に大切なもの、自己肯定感と未来。伝えたいことやりたいことはこの辺なのかな 第10話 思わせぶりな画から、一気に上げて…
「You talkin' to me?」 今期のストリートの覇権ノワール、裏モルカー。クリスマスの奇跡。どれだけたくさんの映画を観て、どれだけたくさんの本を読んで、どれだけたくさんの音楽を聴いて、そしてどれだけたくさんのことを今まで実際に経験してきたのか、そ…
雰囲気なんかではなく、感覚として伝わりやすいようにこういうやり方にしているのかな、とか考えていたらガーッな開幕の第13話。 比喩と示唆的な表現が深い所を刺激する。思考実験としても面白いよね。 構成と劇伴の合わせ方はきちんと楽しませる方向に向い…
花や草とか可愛さも忘れないし、キメも入ってる…とか考えてたら大変な開幕。設定外からも、顔というものに込められた意味がいいね。発想とイレギュラーの使い方が上手いし、エドワードが面白過ぎる。自己と個。良くない方向から響く人もいそうだね 第10話 す…
言葉一つとっても慎重に選んでる…あまりにも美しく芸術的な開幕10話。エキサイトバイク。カーテンを開ける前で既に泣いてた。雪と冬、厳しさとその先の表現がいい。郵便局の人もチェーン使うよね。美術が凄い。人はこの地球に生きてるんだな、覚悟のある作品…
ゴジラみたいにヤバい開幕、佐賀は必ず甦る第12話。 ちょっとした細かい反応、言葉の端々、内面の動き、効果的に小物を使った演出がいい。ドキドキと独特の緊張感、可視化された空気が作品を高みへと導く。関係なさそうなことにも意味と必然性があって、それ…
光と影、美術に力が入ってて、音ハメも効いた開幕10話。デラシネ。自由とは危うさと不自由さの中にあるものだけど、それでもこの解放感はヤバい。設定の縛りはあれど、死生観がいい。細かい所で繋げて地に足つけてる。変えれば何かは変わるんだよ 10話ラスト…
スラムダンクの内面と設定とポジションを組み替えたものがベースにあるわけだけど、よく出来てたし面白かった。冨樫イズムもだけど、ジャンプ三本柱を感じるね。 漫画原作だと特に、このワード(昔だとヤンキー狩りとか)や、印象的なタイトルを思い付いた時点…
ここから見せる?と思ったら、アバンも上手い使い方で開幕の第13話。説明っていうのはこうやるんだよってくらい無駄のない構成。結論からなんだ。 この作品では最終話もOPを入れる意味と必然性があるのはそれはそうなんだけど、それやれる余裕があるってこと…
最終回、起こりそうなことは起こるべくして起こる。圧倒的なクライマックス感のある開幕。 狂信、盲信、関係性の中からきちんと来て欲しい言葉が来る。縁と円、連綿と繋がるもの。 受け取り方一つで、そこから見える世界は変わる。辛くても、苦しくても、出…
詩的な表現と現実的な側面が絡み合い、場面の組み方も秀逸な開幕の第12話。1話冒頭からのノリも活きてきたね。示唆と曖昧さに備わる尤もらしさがこの先を想像させるし、本質的な言葉がいい。きちんと疑問を潰していくし、スピード感と共に上手く繋げていくね…
アバンで鳥肌…佐賀事変から更に加速する10話。時をかけてのキーの立て方が上手い。立ち位置と視点から、受け手の中でも自然と地続きに繋がるね。構成自体に主題が入ってて必然性がある。止まるな、やるしかねえんだ 掛け合わせでシリアスなもの組み込んでく…
魅せるね…おーってなる開幕の第10話。今期だとSSSS.DYNAZENONもそうだけど、ここまで来てもアニメファンにも強くうったえかけるね。鮮明不鮮明での見せ方、感情移入ではない怪獣側からの視点も上手い。時間軸自体も映像表現になっているのかな。受け手が観る…
アバンもただの11話との繋ぎではなく、凄い気を遣って作ってあるね。一気に持っていかれる開幕の第12話。設定と展開はなるほどねという感じだけど、まだこういうやり方があったんだ。和製ホラーな演出との融合もばっちりハマってる。イメージや見え方という…
あの9話の先、本質的な言葉に視線やカメラワークからも構造を解明していくような開幕。思い残した記憶って、なに?アバン明けからSSSS.GRIDMANな作りになったと思ったら、大変なことに。瞬きの間に見落としてしまいそうな細かいところまで意味が入っていて、…