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ゆるキャン△ 第1話~第12話の感想まとめと第2期1話~5話 アニメ 2018年版 第1期 SEASON2

夜毎さすらえる全ての深夜アニメの旅人達よ、さあ、ここが君達の難民キャンプ、天使のオアシスの実在だ。思わず寒さを忘れる程の暖かい開幕の第1話。OP明けは即ハッとし、共に体感する。効果音と劇伴が驚異のマッチング。静の中の動、ちょいネタもいい。1億点だ!

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はじめてのアウトドアめし。まだわりと初心者の部類なのかな?と思うも、なでしこに向けた気持ちと交錯から開幕の第2話。まったり系、純粋に楽しむ気持ち。やっぱナレがきいてる。スローなようでテンポよく無駄がない。静かに心動かされキャンプしたくなってきたよ

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すべての事に意味はあって、起こるすべては必然なんだ。やってみる事からまた解けて繋がっていく第3話。まったりお鍋キャンプ。まるで儀式の様に段階が踏まれ、自然と一緒にキャンプしてる気になる。君が教えてくれた事。一人から二人になるまでの魔法みたいな夜

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どこまで計算して本気で作り込んであるんだ。決して手はゆるめない、引き込んで掴んで離さない開幕の第4話。一見何気なく映るほど高度に編み込んだ情報の密度が高い。現実問題と工夫、粋な演出。ギャグもキマってる。心が一緒に旅をし解放される、これが自由だ

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真冬に部屋で観るゆるキャンはマジでヤバい。客室温泉以外は好きじゃないんだけど、これアリかもと思えてくる開幕の第5話。悪魔の囁き。表情豊かに着実に一つへと向かう二つ。繋がる心。見落としてしまいそうな一瞬さえ随所に拘り。観てると映像の中にとける。昇天

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図書室でのソロ感と、ソロキャンに思いを馳せる姿がこんなにも胸を打つ。場と服装と姿勢と物品の配置と箱とで表現されるメタファーも強烈な開幕の第6話。肉が好きじゃない私に肉を食べたくさせる描写。言葉の端々が繋ぐ未来を感じさせる。反射する光とイメージ

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やっぱナレーションいいなぁ。とか思ってたら、こんなギミックと設定が待ってたんだの第7話。寝ちゃえば怖くない。少しずつノリと息が合っていく二人がたまらない。壁がないこと、感情の行き来。現実との境目が薄く、メタもいい。人生のきっかけは大体なんとなく

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時期と空気、季節感を感じさせながらもしっかりと笑わせてくる開幕の第8話。意外とお手軽でない、雰囲気から始めるおしゃれキャンプ。ずっと記憶に残る経験。なるほどのスムーズな仕掛けで代わりの先生ね。グビ姉。装備品と旅支度の準備、次のこと。これが青春だ

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完売したしまりんビーノを観ると現実との境界線の薄さに笑ってしまう。私の屍を越えてゆけキャンプで開幕の第9話。旅の楽しみ方。行き当たりばったり。ギャグの組み方が絶品。本能。バイク一人旅のあるあるの配分と方向性もほんといい。先の楽しみはもう少し先に

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物凄い躍動感とフック。劇伴もいい仕事してる開幕の第10話。作中での物理的な距離感と同様にどんな場面も一緒に体感させる演出。設営が魅せる。構図と構成に力が入ってる回、無駄も隙もない。スマホに映る表情など無意識にもうったえかける。外堀と、知る違う楽しさ

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何事!?みたいな心と体の動き。陽射しと空気まで一緒に感じてしまうような開放的な開幕の第11話。クリキャン。滑らかな言葉の掛け合い、無駄のない間と編集に神が宿る。個は個、尊重した上でのその先。視線と、関係性の距離感がいい。時と人が改めて繋がる特別な夜

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ただ誰よりもキャンプが好き。という夢を見たんだ、みたいな圧倒的に力の入った開幕の第12話。変わるものと変わらないもの。火起こしのお姉さん。お風呂の描き方に拘りを感じる。しまりんだんご。ギャグもバッチリだ。違うけど合う、それぞれの道。これが最高の場所

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アバンの出来が思ったのと違ったから、2期はこの作りでいくの?って面喰らったんだけど、本編の作りはちゃんとゆるキャンだった。感染症に限らず1期の頃とは現実の時勢が異なり、ソロキャンのイメージも変わったね。劇伴が秀逸、今回も楽しめそう 第1話

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これだよ…のんのんと共に、背景と美術の重要性を教えてくれるね。体感を伴い、スッと投影させる開幕の第2話。きっと心とは人が思うよりずっと自由で、いつどこからどこへだっていけるんだ。楽しもうとすることが大事、価値とはそこに生まれるんだよ

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キャラと映像面と音楽と空気感だけでなく、シナリオがしっかりしてるんだよね。展開に一工夫も光るし。作中で境界を作らず地続きにしていることが、そのまま受け手の現実から繋がり強い没入感を生む。その上でパーソナルスペースの描きが上手いよ 第3話

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劇伴のマッチングは他の追随を許さないね。カロリーの悲劇か…とか思いそうになったら、構図と共に情報量が多いだけでなく無駄のない第4話。今回は特に画面の作りがいい、間は劇場版クラス。ゆるキャン途中で切る人はまずいないでしょ、賢明な判断やで

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どのくらいまで打ち合わせしてるんだろ、中と外とか個と個とか関係なく受け手も巻き込んでその全部が劇伴で繋がるんだよね。うっとりするような開幕の第5話。瞬間的な速度や組み合わせ、様々な視点と動的な作りに編集もいい。旅はその全部が意味なんだよ

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