あの頃のちょっとした冒険が凄く大事なことで、今の自分を作ってるんだよね。詩的な美しさを纏う現実感、可愛さと緩さと厳しさのある7話。6話がてっぺんでもおかしくないのに、うっとりする出来。営みが美しいよ。生きている意味とは、生きている日々なんだね
静けさと間をダイナミックに使うね…等身大ながら、厳しさとそこに根付く温かさのある8話。女子高生らしさとおじさんっぽさのバランスがいい。ベースに昔話や童話もあるのかな。設定や流れが自然、舞台を上手く使ってる。対比とバックボーンの表現がよかった
自然と集中させる音響と間に、一瞬ドキッとするようなカットを挿んでくるね。今の季節を忘れさせるくらい、寒さや空気の匂いと質感まで浮かぶ開幕の第9話。重心と硬さや重さに、劇伴と表情の乗せ方が作品を更なる高みへと連れていく。昼食のところとかわかりやすいけど、バイクやアウトドア的なものに興味がない人にも、シンプルでダイレクトにちょっといいなって魅力や雰囲気を伝えてくるね。今期だとゴジラSPとかもそうだけど、人や、人と人の失われゆくものがそこにはまだあって、それが刻まれているんだ。妙に力のある言葉や笑わせ方もいい。好きから世界と繋がる。制約の中にある可能性、すべては循環する。気持ちってのは、受け取ることも大事なんだよ
7話のキャプ画像まとめ倉庫「夏空の色、水色の少女」キャプチャー
8話のキャプ画像まとめ置き場「椎の場所」キャプチャー
9話のキャプ画像まとめ保管庫「氷の中」キャプチャー