普遍性と純粋性がキーなのかな。クラシック映画を掛け合わせたような教訓めいた開幕の第7話。人も物も目立つピースをはめて繋げていく。より大今良時さんって感じがしてきた。作品としても、本質的なものを集めて保存するのかな。顔のない者同士なんだね。構成やニュアンスもよかったよ
最初からNHKってちょっと意識していたけれども、アニメとしての観やすさのある開幕の第8話。クロスロード。子供の残酷さ、人も家も場面のための器としての機能がいい。知っていくこと、望むものと望んだこと。相手の気持ちにならないとわからない、傷も臓器もフシも、死ぬわけじゃないってのがキーなのかな。女児アニメとかと一緒で、年齢や立場で見え方が異なりそう。いくつかの分かれ目の表現がよかった
OPを観ていて感じるけれども、受け手の中にも色々なものが蓄積されているね。物語的な快楽が強くなった8話の先の9話。8話が、今まで駄目だった人にもダイレクトに届きそうな話数だったからそのままいくのかなと思ったら、結構出だしは予想出来ない方向から展開していくね。場面や想起させるものを受け手にも重ねさせるのが上手い。普通や当たり前、死についての視点と記憶の絡ませ方がいい。個、自意識と自立心。見方と見え方、想いや言葉は思うようには伝わらない。いつだって今そのままの自分から始めればいいんだよ
7話のキャプ画像まとめ倉庫「変わりたい少年」キャプチャー
8話のキャプ画像まとめ置き場「怪物兄弟」キャプチャー
9話のキャプ画像まとめ保管庫「深い記憶」キャプチャー