光と影、美術に力が入ってて、音ハメも効いた開幕10話。デラシネ。自由とは危うさと不自由さの中にあるものだけど、それでもこの解放感はヤバい。設定の縛りはあれど、死生観がいい。細かい所で繋げて地に足つけてる。変えれば何かは変わるんだよ
10話ラストの感覚に一気に引き戻す開幕の第11話。少ない情報からでもヤバさが伝わるし、短めのアバンでもキレがある。ここに来て独特の雰囲気出てきたね。長回しと示唆的な空気感、言葉の意味の重ね方とズレがいい。光と影、枠や格子、割れたり朽ちたもの、視線が雄弁に物語る。出席確認のシーンの機微、凄いね。兵器だってそうだけど、何でも使い方次第。作中で境界を作ったり、演出上では境界を壊したりする作りが面白いね。因果とバックボーンがいいし、画と音の層での重ね方、パートの使い分けが上手い。ん!?と思ったら、次のSpecial Edition『戦野に紅く 雛罌粟の咲く』を最後まで観て、第2クール目に続くなんだ
10話のキャプ画像まとめ倉庫「ありがとう」キャプチャー
11話のキャプ画像まとめ置き場「行くよ」キャプチャー