ここに向けたプロモーションの時点で期待値はかなり下がってたけど、総集編で開幕。後半が新規、私のプライオリティ。
映像面は期待通りのスタート。でも、1クールの間に1話落として、12話が無理矢理にまとめた最終話だっただけに、当然そこをやってきちんと終わってくれるんだろうなと思っていたら、そうじゃなかったんだ。
それが尾を引いてこの作りなのかな。単なる後日談でなく、本来の12話13話から抜け落ちたものをどうにか足して馴染ませて成立させようっていうのと、企画段階であったもの、本当の意味で特別編でやるようなことを一緒にやっちゃったみたいな。
昔のOVA作品みたいな不気味な空気感はよかったけど、特典映像でやる特別編のようなものがメイン。
毎クールほぼ全作品を観た上でだけど、現状を見るに外部からの脚本家の起用はとてもいい流れだと思ったし、この顛末は純粋に残念ではある。これは野島伸司さんのせいじゃないだろうけど。
キャラも演出もよく、結構好きで評価して応援もしていたけれども、ちゃんと終わらなかった作品に特別な期待をするのは酷だったのかな。
違和感にも意味があったし、桃恵ちゃんとかその辺からのお話の動きはよかった。カラオケからはちゃんとワンエグじゃない。欲張りな作りだけど、お話が見えると面白い。画的にも縦の線を意識すると楽しめるかも。絶賛する気はないし、ちゃんと終われなかったけど、これ考えて作られてるよ。
本当の死とは、忘れられること。もしもあの時に何か違ったとしても、近いことや似たようなことをなくせはしない。それでもその時、君ならどうする?
色々な都合があったんだろうけど、ラスト2話を休んで、それを後日放送してきっちり終われたらよかったのかもね
特別編のキャプ画像まとめ倉庫「私のプライオリティ」キャプチャー WONDER EGG PRIORITY 最終話 WEP