トリガーとしてだけでなく、OPはイントロからギミックになってるんだ。音ハメ、キューブリックやタランティーノのオマージュも効いた開幕の第2話。
月明りや雲一つとっても、そこで何を想起させるかということと主題の落とし込みが凄い。やはり引用は明らかにせねばのう(寺山修司)。
実験映画というか、実験アニメを物凄いクオリティでやってるんだね。エフェクトは生理的な感覚と一続きで、体感を伴うレベル。
バンドでも何でもそうだが、変なことや色々な要素を持ち込んでやってみるのは誰にでも出来るんだけど、これ一つの作品として成立させているのが強烈なバランス感覚。プリパラを思い出したよ。
本質を突く時の空気感は、流石の押井守さんだね。
デヴィッド・リンチの初期の短編や、パゾリーニ、ホーリー・マウンテン的なモチーフも光る。話数ごとに、飛び道具的なものも含め違うタイプの演出で魅せてくれるのかな。
血液型や名前って、イメージや後天的な扱いでそういうものと歪められるものだと思うんだよな。迷わず行けよ、行けばわかるさ
2話のキャプ画像まとめ倉庫「愛の夜間飛行」キャプチャー 第2夜