作品に必要なものだけでなく、押井守さんの好きなものを詰め込んでるのかな。そういうことになってるんだ、とかそれって大丈夫なの?とか視点とバランス感覚のいい開幕。
これはアニメだけど、実写で映画を撮る時のような変態的な視線が込められてる。小物を使っての情報の見せ方や、言葉の意味の重ね方、この画が欲しいから逆算で作ったというような場面の作りもいい。
水とグラスで作る境界から、どこまでを作中の設定と信じ込ませるかという会話の組み方も上手い。
押井守さんの影響で作られたものっぽく見せたセルフオマージュもいいね。
受け手の中のイメージも利用しているわけだけど、引っ掛けでラストに何かあったりするのかな。寄生獣、時計じかけのオレンジ。
私はクリストファー・リーよりも、ベラ・ルゴシ派。
2話で脱落した人が多い印象だけど、間や言葉数、劇伴の合わせ方は、押井守さんの劇場作品が好きなら1話2話より観やすいんじゃないかな。定番ではあるが説得力に溢れとる
3話のキャプ画像まとめ倉庫「さばと・ナイト・フィーバー」キャプチャー 第3夜