OP演出と美術は今期トップクラスじゃない。クレジット一つとっても拘りが凄く、まだ方向性は受け手も探りながらでも、現時点での最高到達点を撃ち込まれる開幕。
夢と真心。今何でもやるって言ったよね?1話から地続きの場面と空気感がいい。
この場合は国内だけど、出だしは旅先や海外で急に働くことになった時の雰囲気がよく出てる。
こうやって、都市に生きる者の苦悩を浮かび上がらせてるのかな。美しく優しいだけでなく、見えている面以外にも昔のドラマみたいなベタッとした影と不穏さがあるんだよね。
同じ家の中でも、それぞれの場面の作り方が上手い。息づく人と生活、営みの表現がいいよ。アニメ的なご都合を自然と納得させるための舞台でもあったんだね。
ウマ娘は逃したけど、こうやって確実性の高いものを積み重ねていった方がよさそう。
言葉の意味の受け取り方で、結構見え方が変わりそうだね。
見せなくていいところも見せるんだな、からのマニキュアのところとか、感情の揺らし方もよく計算されてる。その後すぐに、気になったところも埋めてくるしね。
ペンギンはリアルさとのバランスが面白い。持ってる感の演出とか、やっぱ昔のドラマだよね。
年齢と立場によって視点も変わるかな。タイプによっては、誰かの夢に乗っかるってのもアリなんだよ。理解出来ない心情もあるけど、自分がしない選択の連続っていうのも映像作品の楽しみの一つ。
今も世界は混沌の真っ只中だけど、変わらないものや何度だって浮かび上がる夢はあって、そうやって少しずつ日常は戻り確実に未来は変わっていく。歩き出した時に聞こえたのが、君の命の音
2話のキャプ画像まとめ倉庫「濡れるのも仕事のうち」キャプチャー