4話ラストからの陰を感じさせつつも、ユーモアと空気感で明るい気持ちにさせる開幕。選ばれし乙女。
つかみで受け手の感情を動かすのが抜群に上手い。
千本木彩花さん、きちんと背の高い人の響き方で発声してるよね。
歩くということに限らず人の流れが美しく、内面の動きを表情や演技だけでなく体感も使って目に見える形で表現してる。危なっかしい雰囲気と緊張感、それぞれの事情と場面の絡ませ方がいい。
好きや憧れ、琴線に触れるものに見方や見え方も人それぞれで、何でもいいわけじゃないけど、どれとどれの何から何を感じ選び取っていくか。そうやって自分を知って、自分になっていくんだよね。
愛と憎しみ、普遍性。選ばれるってことは、導かれるってこと。
芝居がかった演技もいい方向に作用してるし、作中でのイメージや境界も人の衝動や可能性を非常に高いレベルで可視化してる。
人の胸を打つのも、心を動かすのも、ひたむきさとまっすぐな言葉。作品のスケール感と個と個の関係性のバランスもよく、難しい観方をしなくても素直に面白いね。
アニメへの落とし込みが上手く、構成が本当にいい。前期だとシャドーハウスも凄かったけど、あまりよくない方面から響く人もいそう。止まるな、やるしかねえんだ
かげじょ 5話のキャプ画像まとめ倉庫「選ばれし乙女」キャプチャー 第五幕 歌劇少女