スラムダンクの内面と設定とポジションを組み替えたものがベースにあるわけだけど、よく出来てたし面白かった。冨樫イズムもだけど、ジャンプ三本柱を感じるね。
漫画原作だと特に、このワード(昔だとヤンキー狩りとか)や、印象的なタイトルを思い付いた時点で余程の下手を打たない限りは半分勝ったようなもんとかあったりするけど、この作品で特筆すべきは畦道の外見と内面と設定の組み合わせ。特に前半に必要だった。これとんでもないセンスだよ。後半は特に水澄。そこに宵越のいい感じにムカつくキャラが熱とギャグを高みへと導くんだよね。サブキャラまで立ってたし、人間離れした表現もバランスがよかった。
イメージ先行の知名度がある競技、ギャグ的な意味で使われているもので最初にカバディを知った人も多いと思う。意志疎通と一体感、その地味なイメージを逆手に取った演出もキマってた。灼熱なんだよ。
これから何かを始める人、今やってることで絶対に結果を出してやるってもがいてる人には響いたり参考になるかもね。
本当に今やるべきことをやり、重ね続けろ。弱い心に、悪いイメージに打ち勝つんだ。全て出し尽くした先にこそ見えるものがある。あと一歩かも、逆にもっとかも。バカみたいに本気になって、バカみたいに最高の瞬間を掴むんだよ。
シナリオ面で超激戦の今期でもトップクラス、プロットからよく練られてる作品
12話のキャプ画像まとめ倉庫「全て出し尽くした先に」キャプチャー
初回放送時の1話感想
アニメ化が決まった時から、アニメってことは、カバディカバディ言うん?とか気になってたら、OPからカバディカバディな1話。NOUKINとかちょっと狙い過ぎだけど、名前だけは知名度高い競技だし導入から作り方が上手いね。ノリよくて面白かったよ