独特の危なっかしさって、この方面でも発揮していくんだねな開幕。
背後の人物の描き方や流れがいい。飽きさせない工夫は常にされてるけど、受け手も好きだけではいられない面、5話からは結構選別されてるね。
止め絵と瞬間の切り替えが上手いなと思ってたら、さらさの特性に繋げるためでもあったんだ。
自主性、表現力、想像力。現代はジェンダー論から語られがちな作品も多いけど、それよりは新しい風とかそっちの表現かな。
演技でもダンスでもそうだけど、上手いとか似てるとかそれに見えるとか、じゃあその先の何が人の胸を打ったり、それこそ想像力を刺激するのでしょう。たとえば、感情とは込めたらそこに感情がこもって、それが伝わるわけではありません。表現力とは。
表現の本質について、どこまで踏み込むのかな。
女の子が集まった時の自然な空気感、まとまりも出てきたね。
目を引く実験的な構図とカメラワークからの情報の開示の仕方が上手い。作りが二重三重の仕掛けになってるんだね。
友達としての、いい百合。花守ゆみりさん、少しずつだが確実に演技動かしてるね。
違いや課題、そこと絡めた構成がいい。大地葉さんの演技力も遺憾なく発揮される展開。
演技は空にすることも必要だけど、若いと特にただ空っぽの器では成り立たなかったりするんだよね。その者の本質、今までの全部が出るから。
隔絶感、舞台根性、それぞれのバックボーンの使い方も現実から引っぱってきたものとの組み合わせがよく、尤もらしさがあっていいね。
どこまで届けられるのか、人数、ステージでの半径何メートルの世界観とか、その辺もやっていくんだ。歌でも芝居でもダンスでも何かやってた人には伝わると思うけど、人前でやることについて結構ちゃんとやっていきそうで、思っていたより別な視点からも楽しめそう
かげじょ 6話のキャプ画像まとめ倉庫「スターの片鱗」キャプチャー 第六幕 歌劇少女