女児アニメっぽいアバンがいい開幕。女の子同士の友達で必要なイベントを、お話と設定上の必然性を持って発生させられるんだね。
受け手も6話からの続きで内面と細かい感情を探りながら観ていくことになるわけだけど、見ている場所、スポット、言葉と場面の組み合わせ方がいい。
最初から中身や自分がある人はなかなか形になりにくいけど、トレースは早い段階で表面上それっぽくなりやすいんだよね。大抵の芸術やアートは、そうやって時と共に薄くなっていくものが多いんだけど。毎日一日中、頭おかしくなるくらい考えてもそれでもまだ全然足りない。
向き不向き、生まれ持ったものや環境、運命や偶然を必然に変えていく様がいいね。出来ること、やりたいこと、求められるもの。
一人反省会とかしちゃうタイプの子の考えてることも、言葉で上手く表現出来てるね。
夜寝る時しか鍵を閉めないような、そういう家と人達の空気や、芸事の家の雰囲気も出せてるよ。
当たり前のようだけど、必要なこと、足りないものは人それぞれで、それを一つ一つと、大事な場面での選択を誤らないことが重要なんだよね。
現代ではあまり大事にされなくなったものや、人と人との縁、権利とその資格、色々なものの絡ませ方がいい。最終的には覚悟。
全部それでよかったのか今はまだわからないけれども、後になってみれば、必要のないことなんて一つもなかったのかもね
かげじょ 7話のキャプ画像まとめ倉庫「花道と銀橋」キャプチャー 第七幕 歌劇少女