雰囲気なんかではなく、感覚として伝わりやすいようにこういうやり方にしているのかな、とか考えていたらガーッな開幕の第13話。
比喩と示唆的な表現が深い所を刺激する。思考実験としても面白いよね。
構成と劇伴の合わせ方はきちんと楽しませる方向に向いてる。非現実を表現するからこそ、当たり前のことは当たり前に入っていて、ちゃんと現実と照らし合わせることが重要なんだよね。
起源と根源。何を想起させるかって意味で、意図的な演出も効果的。やっぱ1話から一貫して大滝さんが今期一番好きだったな。
必要な場面での明確でシンプルな発想、普通のことは普通のままで変に劇的にしないのもいい。
このクオリティでこれたことが驚異的だけど、映像面は12話と13話はちょっと息切れしちゃったのかな。可能な範囲でクオリティラインを上げようとして不気味な仕上がりになっていたりして、そういうのも良さに繋がってるけどね。
空中戦とその後の危なっかしさ、ですよねっていうお約束がいい。考えるより先に体が動いていた、というような場面の作り方も上手いよ。
ラストは今までが繋がって、本気で泣いてしまった。ぶつかっていくんだ、何度も何度も。
ウロボロス、6と9、∞。気付かないだけで答えは既に存在しているのかもね、先入観を考えるんだ。立ち向かう用意をしよう
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