時の経過と内面の変化を意識した対比、通常の深夜アニメファンにも伝わりやすい表現がいい開幕。ふたりのジュリエット。
作品の舞台が何故この時なのかという特別感、この単語が来るのかなっていうのを母音で当てながら掠めていく様がいい。
独特の緊張感と危うさ、場の空気感が受け手にも伝わってくる。
不安定なのが気になってはいたけど、力の入り方を見るに絶対に崩しちゃいけないところを崩さないためだったんだね。
少女漫画演出の使い方や、よく知らない人にもどういった世界なのかを改めて見せていくやり方がいい。
さらさだけでなく、話数を経ての構成が効いてるよ。双子、ジュリエットだけでなく、根深く絡ませてくるんだ。
アクアトープでもそうだったけど、気持ちは理解するが、やっぱり受験のところは個人的には全部を納得は出来なかったかな。物語としては受けとめたけど。
それちゃんと言葉にするんだっていうのと、そこからのイベントへの繋げ方がいい。引っかかるところはあるけど、この作品もちゃんとした大人が出るんだね。フェアリーのご年齢が計算出来てしまいます。
今はネット社会で、昔のことも調べようと思えば調べられてはっきりしちゃうことも多いけど、何でもそうすることが正解ってわけじゃないんだよね。想像力の限界、自分の世界に枠が出来ちゃうから。
輝き続けることでしか、道は繋がらない。一見ネガティブな感情も、見方と受け取り方でそこからポジティブに変えられるのが、表現だよ
かげじょ 9話のキャプ画像まとめ倉庫「ふたりのジュリエット」キャプチャー 第九幕 歌劇少女