過去と個へのスポットから内面を抉り出す開幕。
記憶、知識と経験が今の自分を作っているのだとしたら、未来はどうしたら変えられる?
やちよさんだけでなく、5話から、みふゆさんが面白過ぎる。
他人事にさせない演出、劇伴と演技で強めに引き込んで深いところまで連れていくね。アリスっぽい作りもいい。
変えられるものと、変われないこと。ゲームやってる人にも、昔からのコンテンツ自体のファンに対しても、サービス精神と共に目に見えて一本筋が通ってきた。
元々、キュゥべえは人間から見れば主に一ヶ所が説明不足なだけで、別に悪というわけではないと思ってるから、私達の願いの対価がそんなに安いわけないでしょっていうのは、意味はどうあれとてもいいね。
ここまでの積み重ねで意味が深まってきて、何気ない言葉一つ一つが重くなってる。
映像の作りや話数単位での面白みはずっとあったけど、なんか違うんだよなぁって感じていたところが今回で解消されたかな。灯花ちゃんの視点が違和感をなくして、輪郭をはっきりさせていく。
こういった作品からしたイレギュラーとしても、やちよさんの設定が面白く活かされてる。
今期はカンナちゃんだと思ってたけど、眼鏡ほむらが可愛すぎるよ。フラッシュバックの使い方も最高だ。
悪いことばかりじゃない、悪くないって見方や考え方、受け取り方が重要なんだよね。
ヴィム・ヴェンダース的な構図、撮り方も効いてる。
マジ?って場面の使い方も上手く、いろはちゃんの主人公感と周りとのかかわりがよかった。願いの強さ、それだよ
覚醒前夜 6話のキャプ画像まとめ倉庫「私にしかできないことです」キャプチャー