よくあるまだ一度も彼女が出来たことのないキッズと死ぬまでに一度も彼女が出来ない人向けの気持ち悪い設定のやつかと思って、観る前は1話切りの候補だったんだけど、最初から最後まで面白かった。
真面目にアホやってるし、男心と女心の込め方、許されることではないんだけどこの気持ち自体は誰にでもある本物とか、基本的な設定はアレだけどちゃんとしてる作品。
好きな気持ちは誰にも止められないし、その出会いが人を変える。
勘違いしてる人も多いけど、真面目で優しいのにモテないんじゃなくて、自分がなく、他人を受け入れる気がないから他人に興味がなく他人からも興味を持たれない、ただ無害なだけの人間を真面目で優しいって形容してるんだよね。魅力がないのさ。
夢と目標を持って、まずは本気でアホにならないと。不安に負けて後悔を残さず、努力と苦労をも楽しむんだ。
今の手塚プロダクションの評価ってわりと低めなんだけど、その具合がこういうコメディには合ってた。佐倉綾⾳さんの勢い頼みで終わってないし、⽵達彩奈さんにそれ言わせるんだっていう使い方も凄くよかったね。
この設定で、面白く、いい話風にもするってどんな手腕ですか。最終話の演出なんか神がかってたよ。
基本、絵じゃん、ってスタンスなんだけど、水瀬渚ちゃんは可愛く描けてたと思う。キャラとしては、最終的に桐生紫乃が全部持ってっちゃったかな。
アホガールより面白かった。タイトルで得してるし、タイトルで損してるんじゃないか。他のどうでもいいのと似たようなのかと思ったし。
東京リベンジャーズのヒットまではまだしばらくジャンプの総取りが続くかと思ってたんだけど、今のマガジンって凄いね。
どうかしてる、ヤバイ。こんな好きってズルイ?
正しさを誰かに委ねる必要なんてないし、今はまだ許されている間。答え合わせはきっともっと先のお話
カノカノ 12話のキャプ画像まとめ倉庫「カノジョも彼女」キャプチャー